昨日は、両国の稽古場で範師八段の田口阿勢斎の指導がありました。一番重要で基本的な抜刀時の鞘手の動きについて徹底的にご指導をいただきました。無雙直伝英信流修行者の心得三十五則の中の二十一に「抜刀、納刀共に鞘手の(左手)を充分に動かす事、特に抜刀時の鞘手の活動が不十分であれば、居合いとは言えない」と書いてあります。コツとしては左手の握りを考える(左手の親指のつけ根を鞘に内側に密着)と鯉口が充分に引けて切っ先の出が鋭くなります。やはり日々鍛錬が不可欠ですね。
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