居合道に興味がある皆さんの参考になればと、塾生へインタビューをしてみました。
居合を始めたきっかけは?
刀剣にずっと興味を持っていたんです。紙刀を作って遊んだこともあります(笑)。両国の刀剣博物館に見学に行って色々な刀剣をみたときに、刀の光る姿や鞘のきれいさにくぎ付けになりました。特に刀の光沢が印象に残っています。居合道を始めようと思ったのは、両国の無外流の道場へ稽古に通っている友人からきいたからです。“自分も居合道を始めたい”と思い、近くの居合道の道場を探して無雙直伝英信流の道場があることを知って「北島ゲンキ塾」をたずねました。
稽古はどんなものでしたか?
去年の10月に初めて「北島ゲンキ塾」の門を叩き、その日のうちに軽い模擬刀で稽古体験ができました。初めは師匠に基本となる業の演舞をしてもらい、それを模倣しました。続けていると、抜き付け、納刀、切り下ろしがだんだんとできるようになり、稽古が楽しくなりました。そして、とうとう12月には稽古着を購入しました。僕は亀戸のインターナショナルスクールに通ってるんですが、学校の運動だけでは物足りなく稽古の時間が待ち遠しくてしょうがありません。単純に居合道の稽古で体を動かすことが楽しいし、もっともっと稽古を積んで上達していきたいです。僕は今年で12歳になります。今は基本の業をしっかり稽古し、いろいろな業を早く覚えたいです。師匠にマンツーマンで丁寧に指導してもらえるのがうれしいし、いつも楽しく稽古をしています。1月には自分の模擬刀を購入し、正式に「北島ゲンキ塾」に入会しました。勉強だけでなく居合道を続けることで、なにごとにも自信が持てるようになっていきたいです。稽古着のたたみ方や掃除など、「居合道を始めてから自分のことは自分でするようになった」と両親からもほめられました。
これから
居合道を始めて毎日が楽しくなりました。体を動かし、基本の業を習得していきながら、日本古来の古武道である居合道を掘り下げて学んでいきたいです。