居合道の「業」の意味とは?
無双直伝英信流の業には約70の「業」があり、それぞれに理合(業の意味)があります。業を覚えていくことで、居合道の初学伝、『居合道の意義・目的・要目・心得・業の掟』を平行して学んでいきます。心得や掟を意識した稽古をする事で業のスキルが向上し、「業」に美しさと力強さが表れ、居合道の面白さを感じることができるようになります。やはりコツコツ、コツコツ稽古する事が大切です。
体の使い方を学べる「業」とは?
居合道の「業」の習得には、『呼吸、脚の使い方、体の使い方、手の使い方』それぞれに基本があります。特に居合道は『鞘手(鯉口)』の扱いが重要となり、『序、破、急 残心、斬り下ろし』では左手の扱いが重要になります。一気に「業」を覚えるのではなく、基本の「業」でしっかりと一つ一つ確認しながら体の使い方を覚える事が大切です。居合道の動きは『足至り、体至り、刀至る』の順を守る事が大切です。“業=体の使い方”ですね。やはり、昇段審査や大会に真剣に稽古し参加することが、上達への近道となり、面白さへの近道となります。段位合格や上位入賞を目指して一緒に頑張りましょう!